火災を未然に防ぐため、事業所が自ら定める社内ルールが「予防規程」です。誰が作り、誰が認可するのかを押さえましょう。
予防規程って言葉、なんか堅いね。
要は、火事を出さないための施設のルールブックってこと?
その理解でぴったりよ。予防規程は、火災を予防するために、その製造所等で守るべき自主保安のルールを定めた社内規程なの。
誰が作るんですかぁ?
役所が作ってくれるんですかぁ?
作るのは製造所等の所有者等です。
所有者などが自分たちで内容を定めます。
ただし、作って終わりではないところがポイントですね。
作って終わりじゃない?
どういうこと?
定めた予防規程は、市町村長等の認可を受けなければならないの。
変更するときも同じく認可が必要よ。
ここが試験でよく問われるわ。
うぅ〜ん、届出じゃなくて認可なんですねぇ。
違いはあるんですかぁ?
大きな違いです。
届出は出せば足りますが、認可は行政のOKが必要です。
予防規程は『認可』、つまり市町村長等の承認を得て初めて効力を持つ、と理解しましょう。
じゃあ、どんな施設でも予防規程を作らなきゃいけないの?
いいえ、一定規模以上の製造所等など、定めが義務づけられた施設だけよ。
すべての施設に必要というわけではないの。
ここも全施設ではない点が引っかけになるわ。
中身には何を書くんですかぁ?
保安のための組織や職務、保安教育、定期点検、災害時の応急措置など、日常と緊急時の両面を定めます。
作業手順から緊急対応まで幅広く含むんですね。
作るのは会社、認可するのは市町村長等、対象は一定の施設だけ…認可ってワードがカギだね!
その通り。
『所有者等が定めて市町村長等の認可を受ける』が予防規程の背骨。
届出ではなく認可、という一点を外さなければ大丈夫よ。
従業員もこの規程を守らなきゃいけないんですよねぇ?
ええ。
所有者等はもちろん、そこで働く従業者も予防規程を守る義務があるわ。
ルールは全員で守ってこそ意味があるものね。
確認クイズ
予防規程について、正しいものはどれか。
- 市町村長等へ届け出れば足りる
- 市町村長等の認可を受けなければならない
- 国が一律に内容を定めて交付する
- すべての製造所等で作成が義務づけられている
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正解: 2. 市町村長等の認可を受けなければならない
予防規程は所有者等が定め、市町村長等の認可を受ける必要があります。単なる届出では足りません。国が内容を交付するものではなく、作成義務があるのは一定規模以上の製造所等など特定の施設に限られます。