物理変化と化学変化

別の物質ができるかどうかで物理変化と化学変化を見分け、燃焼理解の土台を作ります。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

氷が溶けるのと、木が燃えるのは、どちらも「変化」ですが性質が違います。物理変化と化学変化の見分け方は、燃焼を理解する第一歩です。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

氷が溶けるのも、鉄がさびるのも、ぜんぶ同じ『変化』じゃないの?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

似ているけれど中身は違うのよ。
氷が溶けるのは物理変化、鉄がさびるのは化学変化。
別の物質になったかどうかで見分けるの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

補足すると、物理変化は物質そのものは変わらず、状態や形だけが変わることです。
氷が水になっても、中身はどちらもH₂Oで水のままですね。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

じゃあ化学変化は、別のものに変わっちゃうんですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

そのとおりよ。化学変化はもとの物質とは違う、別の性質を持つ物質ができる変化なの。
鉄がさびると赤い酸化鉄という別物になるでしょう。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

溶ける、蒸発する、割れる…これは全部そのまま物理変化?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

そうよ。
融解・蒸発・凝固などの状態変化、それに物を砕いたり溶かしたりするのも物理変化。
中身が同じ物質のままだからね。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

化学変化の代表が燃焼です。
物が燃えるのは、物質が激しく酸化して熱と光を出し、二酸化炭素や水など別の物質に変わる化学変化です。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

さびるのと燃えるのは、どっちも酸化なんですかぁ?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

鋭いわね。
どちらも酸素と結びつく酸化なの。
ただ、さびはゆっくり進む酸化、燃焼は熱と光を伴う激しい酸化、というちがいがあるのよ。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

要は、別のものに変わってたら化学変化、見た目が変わっても中身が同じなら物理変化ってこと?

栗原 せな(普段) 栗原 せな

そのとおりです。
見分けのコツは『別の物質ができたか』です。
できていれば化学変化、していなければ物理変化と判断できます。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

危険物の勉強では燃焼という化学変化が中心になるから、この区別は土台になるの。
まず物理変化と化学変化をしっかり分けられるようにしておきましょうね。

麦倉 ふわり(笑顔) 麦倉 ふわり

変化にも種類があるんですねぇ。
すっきり分かってきましたぁ。

確認クイズ

次のうち、化学変化に該当するものはどれか。

  1. 氷が溶けて水になる
  2. 鉄が酸素と結びついてさびる
  3. 水が蒸発して水蒸気になる
  4. 砂糖が水に溶ける
こたえを見る

正解: 2. 鉄が酸素と結びついてさびる

正解は2番。さびは鉄が酸化して別の物質(酸化鉄)になる化学変化です。氷が溶ける・水が蒸発する・砂糖が溶けるは、いずれも中身が同じ物質のままの物理変化です。

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