危険物取扱者と免状 — 甲種・乙種・丙種の違いを整理する

危険物取扱者の3区分と扱える範囲、立会い権限、免状の書き換えと保安講習を整理します。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

危険物を一定量以上取り扱う施設には、資格を持った人が必要です。その資格が『危険物取扱者』。甲種・乙種・丙種の違いと免状の仕組みを整理しましょう。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

そもそも、なんで危険物を扱うのに資格がいるの?
自由に扱っちゃダメなの?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

火災の危険が大きいからこそ、きちんと知識のある人に任せる必要があるの。
その国家資格が危険物取扱者よ。
甲種・乙種・丙種の3種類があるの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

補足すると、甲種はすべての類(第1類〜第6類)の危険物を取り扱える最上位の資格です。
乙種は取得した類の危険物だけを取り扱えます。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

じゃあ、私たちが目指す乙4は、乙種の中の第4類だけ扱える資格ってことですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

その通りよ、ふわりちゃん。乙種は第1類から第6類まで類ごとに分かれていて、乙4はそのうち第4類(引火性液体)を扱える免状なの。
ガソリンスタンドなどで一番役立つのがこの乙4ね。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

じゃあ丙種は?
なんとなく一番かんたんそうなイメージだけど。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

丙種は、第4類の中でもガソリン・灯油・軽油・重油など特定の品目だけを取り扱える資格です。
扱える範囲が限定されているのが特徴ですね。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

そして大事なのが立会いの権限。
甲種と乙種は、資格のない人が危険物を取り扱うときに立ち会うことができるの。
でも丙種には立会いの権限がないのよ。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

うぅ〜ん…立会いって、そばで見ているだけじゃないんですかぁ?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

立会いというのは、無資格者の作業を法律上『監督』することなの。
だから責任は重いのよ。
丙種にはその権限がない、という点は試験でよく問われるわ。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

また、危険物施設には危険物保安監督者を選任する必要がありますが、これになれるのは甲種または乙種のうち一定の実務経験がある人だけです。
丙種は保安監督者になれません。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

免状ってずっと使えるの?
更新とかいらないの?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

免状自体に有効期限はないのよ。
ただし、写真は10年ごとに書き換えが必要なの。
それと、危険物を扱う人は定期的に保安講習を受ける義務があるわ。
免状の書き換えと保安講習は別物、という区別も覚えておいてね。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

整理すると、甲種は全類・乙種は取った類だけ・丙種は第4類の一部だけで立会い不可!
免状は無期限だけど写真は10年で書き換え!
バッチリだよ!

確認クイズ

危険物取扱者に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 丙種危険物取扱者は、無資格者の取扱いに立ち会うことができる
  2. 乙種第4類の免状があれば、第4類の危険物を取り扱うことができる
  3. 甲種は取得した特定の類の危険物だけを取り扱える
  4. 危険物取扱者の免状は5年ごとに更新が必要である
こたえを見る

正解: 2. 乙種第4類の免状があれば、第4類の危険物を取り扱うことができる

正解は2。乙種は取得した類の危険物を取り扱え、乙4なら第4類全般を扱えます。1は誤りで、立会いができるのは甲種・乙種のみ、丙種にはその権限がありません。3は誤りで、甲種はすべての類(第1〜6類)を扱えます。4は誤りで、免状に有効期限はなく、写真は10年ごとの書き換えが必要なだけです。

緑川カナ先生、栗原せなが紅葉の山をハイキングを楽しむ様子

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