身近な代表格、ガソリンが入るのが第1石油類です。引火点が21度未満のグループで、日常でよく使う物質が多く含まれます。
第1石油類!
ガソリンが入るやつだよね。
これは覚えやすそう!
そうね。第1石油類は引火点が21度未満のグループ。
常温より低い温度で引火するから、身の回りで最も注意が必要な液体たちよ。
代表は自動車用のガソリン、除光液のアセトン、そして芳香族のベンゼンやトルエンですね。
ガソリンって、どのくらいの温度で引火しちゃうんですかぁ?
ガソリンの引火点はマイナス40度以下。
真冬でも余裕で引火するの。
しかも発火点は約300度、燃焼範囲は約1.4〜7.6%と、少ない蒸気でも燃えるのよ。
マイナス40度!
特殊引火物みたいだね。
でも第1石油類なんだ?
沸点が特殊引火物ほど低くないから第1石油類なの。
ガソリンは本来無色だけど、灯油と区別するためオレンジ色に着色されているのも覚えておいてね。
補足すると、ガソリンは電気の不良導体で静電気がたまりやすいため、給油時の火花に特に注意が必要です。
次にアセトン。
除光液の成分で、水にもよく溶けるのが特徴。
だから消火には水で薄めにくく、水に溶けても燃える性質に対応した水溶性液体用泡消火剤が有効なの。
水に溶けるものは、ふつうの泡だとダメなんですかぁ?
普通の泡は水に溶ける液体だと泡が消えてしまうの。
だから耐アルコール泡とも呼ばれる水溶性液体用の泡を使うのよ。
ベンゼンやトルエンは水に溶けにくい芳香族で、特にベンゼンは蒸気に強い毒性がある点が注意ですね。
ガソリンは着色されてる、アセトンは水溶性で専用の泡、ベンゼンは毒性!
それぞれクセがあるね。
身近な分だけ事故も多いから、第1石油類は本当に大事なグループよ。
確認クイズ
ガソリンの性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 引火点はマイナス40度以下で、冬季でも引火する
- 自動車用ガソリンはオレンジ色に着色されている
- 電気の不良導体で静電気がたまりやすい
- 水によく溶けるため、普通の泡消火剤は使えない
こたえを見る
正解: 4. 水によく溶けるため、普通の泡消火剤は使えない
正解は4。ガソリンは水に溶けにくい非水溶性です(水溶性で普通の泡が使えないのはアセトンなど)。引火点マイナス40度以下、オレンジ色に着色、静電気に注意、はすべてガソリンの正しい性状です。