ガソリンの性質と取扱い

引火点マイナス40度以下・発火点約300度・オレンジ色着色・静電気対策など、ガソリンの性状と取扱いを深掘りします。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

第4類で最も身近で、事故も多いのがガソリンです。第1石油類の代表として、その性状と取扱い上の注意を、単独で深く掘り下げます。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

ガソリンって毎日ニュースで見るくらい身近だけど、危険物としてはどのくらい危ないの?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

とても危険よ。ガソリンは第1石油類で、引火点はマイナス40度以下。
真冬でも余裕で引火する蒸気を出しているの。発火点は約300度、燃焼範囲は約1.4〜7.6%と、少しの蒸気でも燃えるわ。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

ガソリンってオレンジ色ですよね?
あれには意味があるんですかぁ?

栗原 せな(普段) 栗原 せな

あります。
灯油などと見分けやすくするため、自動車用ガソリンはオレンジ色に着色されています。
無色透明だと灯油と取り違える危険があるためですね。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

それとガソリンの比重は0.65〜0.75ほどで水より軽く、水に溶けない非水溶性。
だから水をかけると浮いて燃え広がるの。
蒸気比重は3〜4と空気より重く、低い所にたまるわ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

水より軽くて、蒸気は空気より重い…第4類の性質そのものだね。
取扱いで一番気をつけることは?

栗原 せな(普段) 栗原 せな

静電気です。
ガソリンは電気の不良導体なので、給油や注入で流れると静電気がたまり、その火花が着火源になります。
容器や配管を接地(アース)し、給油はゆっくり行うことが重要です。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

消火は窒息消火が基本で、泡・二酸化炭素・粉末が有効ね。
ガソリンは非水溶性だから、ふつうの泡でも消火できるわ。
給油中は火気厳禁・エンジン停止も忘れずに。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

引火点マイナス40度・発火点300度・オレンジ色・水より軽い・蒸気は重い・静電気に注意!
ガソリンの要点はバッチリだ。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

その調子。
身近だからこそ、数値と注意点を正確に押さえておきましょう。

確認クイズ

ガソリンの性状として、誤っているものはどれか。

  1. 引火点はマイナス40度以下で冬でも引火する
  2. 比重は1より大きく水に沈む
  3. 蒸気は空気より重く低い所にたまりやすい
  4. 電気の不良導体で静電気がたまりやすい
こたえを見る

正解: 2. 比重は1より大きく水に沈む

正解は2(誤っているもの)。ガソリンの比重は0.65〜0.75ほどで1より小さく、水に浮きます(沈みません)。1の引火点、3の蒸気の性質、4の静電気の帯びやすさはいずれもガソリンの正しい性状です。

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