貯蔵・取扱いの共通基準

すべての危険物施設に共通する貯蔵・取扱いの技術上の基準を、第4類の注意点とともに学びます。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

どの危険物施設にも共通して守るべき、貯蔵や取扱いの基本ルールがあります。試験でも常識問題として出ます。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

危険物を置いたり使ったりするとき、みんな共通のルールってあるの?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

あるわ。
すべての製造所等に共通する貯蔵・取扱いの技術上の基準よ。
まず基本は、許可された危険物以外を貯蔵・取り扱わないことね。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

許可された品名・数量・指定数量の倍数を超えて貯蔵・取扱いをしてはいけません。
これは大原則です。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

ほかにはどんな決まりがあるんですかぁ?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

整理整頓をして、みだりに火気を使わないこと。
それからくず・かす類は1日1回以上、危険物の性質に応じて安全な場所で処理することよ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

こぼしちゃったときはどうするの?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

危険物が漏れたり、あふれたり、飛散したりしないよう必要な措置をとるの。
もし漏れたら速やかに取り除くのが基本ね。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

補足すると、第4類は可燃性蒸気が滞留すると引火の危険があります。
だから換気を十分に行い、蒸気を屋外の高所に排出することが求められます。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

温度って気にしなくていいんですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

大切よ。
貯蔵・取扱い中は危険物の温度が上がりすぎないよう管理し、その物に応じた適正な温度・湿度を保つの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

類ごとの共通基準もあります。
第4類は炎・火花・高温体との接近や過熱を避け、みだりに蒸気を発生させないことが定められています。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

要は『許可された物だけ・整理整頓・火気厳禁・蒸気をためない』が合言葉ってことか!

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

見事にまとまったわね。
当たり前に見えても条文の表現で出題されるから、キーワードで押さえておきましょう。

確認クイズ

危険物の貯蔵・取扱いの共通基準として誤っているものはどれか。

  1. 許可された数量を超えて貯蔵してはならない
  2. 可燃性蒸気は低所に滞留させ換気を控える
  3. くず・かす類は1日1回以上安全な場所で処理する
  4. みだりに火気を使用しない
こたえを見る

正解: 2. 可燃性蒸気は低所に滞留させ換気を控える

正解(誤りの記述)は可燃性蒸気を低所に滞留させ換気を控える。第4類の可燃性蒸気は空気より重く低所に滞留して引火の危険があるため、逆に十分換気して高所へ排出します。他の3つはいずれも正しい共通基準です。

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