指定数量以上の危険物を扱う施設は、大きく3つに分類されます。まずは全体像をつかみましょう。
危険物を扱う施設って、ぜんぶ『倉庫』でひとまとめじゃないの?
いいえ、大きく3つに分かれるのよ。製造所・貯蔵所・取扱所。
これをまとめて製造所等と呼ぶわ。
定義を整理しますね。
製造所は危険物を『製造』する施設、貯蔵所は『貯蔵』する施設、取扱所は製造以外の目的で『取り扱う』施設です。
貯蔵所ってひとつだけじゃないんですかぁ?
そう、貯蔵所は形態で7種類に分かれるのよ。
屋内・屋外・屋内タンク・屋外タンク・地下タンク・簡易タンク・移動タンク貯蔵所ね。
移動タンク貯蔵所ってなに? 動く倉庫?
タンクローリーのことよ。
車両に固定したタンクで危険物を運ぶ施設で、移動タンク貯蔵所というの。
取扱所は4種類です。
給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所、一般取扱所ですね。
給油取扱所って、もしかしてガソリンスタンドのことですかぁ?
そのとおり。
自動車に給油する施設が給油取扱所ね。
パイプラインで送るのが移送取扱所、それ以外の取扱いが一般取扱所よ。
販売取扱所はさらに第1種と第2種に分かれます。
指定数量の倍数15以下が第1種、15を超え40以下が第2種です。
整理すると、製造所は1種類、貯蔵所は7種類、取扱所は4種類ってことか!
よくまとまったわね。
この『1・7・4』の内訳は試験で頻出だから、必ず区分ごと言えるようにしておきましょう。
確認クイズ
危険物施設の区分に関する記述として正しいものはどれか。
- 貯蔵所は5種類に区分される
- タンクローリーは移動タンク貯蔵所に区分される
- ガソリンスタンドは一般取扱所である
- 取扱所は6種類に区分される
こたえを見る
正解: 2. タンクローリーは移動タンク貯蔵所に区分される
正解はタンクローリーは移動タンク貯蔵所。貯蔵所は7種類なので『5種類』は誤り。ガソリンスタンドは一般取扱所ではなく給油取扱所です。取扱所は給油・販売・移送・一般の4種類なので『6種類』も誤りです。