貯蔵所は7種類ありますが、そのうちタンクで貯蔵するものにはそれぞれ細かい構造基準があります。まずは屋内タンク・屋外タンク・簡易タンクの3つを整理しましょう。
タンク貯蔵所っていろいろ種類がありましたけど、屋内と屋外で何が違うんですかぁ?
文字どおり、タンクを建物の中に置くのが屋内タンク貯蔵所、屋外に置くのが屋外タンク貯蔵所よ。
どちらもタンクの容量に上限や、まわりを囲う設備の決まりがあるの。
屋外タンク貯蔵所で特に重要なのが防油堤です。
液体の危険物が漏れたとき外へ流出しないよう、タンクのまわりをコンクリートや土で囲む堤のことですね。
防油堤って、どのくらいの大きさが必要なの?
あふれたぶんを受け止められないと意味ないよね。
いい着眼点ね。
防油堤の容量は、中のタンク容量の110パーセント以上と決められているの。
2基以上あるときは、最大のタンク容量の110パーセント以上よ。
満タンより少し多めに受け止められる大きさなんですねぇ。
屋内タンクにも防油堤はあるんですかぁ?
屋内タンクは建物の中だから防油堤ではなく、タンク専用室の敷居を高くしたり床を傾けたりして漏れを受け止めるの。
屋内タンク貯蔵所のタンク容量は指定数量の40倍以下(第4石油類・動植物油類以外は最大20000L)という制限もあるわ。
最後の簡易タンク貯蔵所は、その名のとおり簡易的なタンクです。
1基の容量は600L以下で、同一の場所に設けるタンクは3基までと決められています。
屋外は防油堤で110パーセント、屋内はタンク専用室、簡易は600L・3基まで…数字がポイントだね!
そのとおり。
タンク貯蔵所は数字の基準がよく問われるから、代表的な数値をしっかり覚えておきましょう。
確認クイズ
屋外タンク貯蔵所の防油堤に関する記述として、正しいものはどれか。
- 防油堤の容量はタンク容量の50%以上あればよい
- 防油堤の容量はタンク容量の110%以上とする
- タンクが2基以上あるときは全タンク容量の合計以上とする
- 防油堤は屋内タンク貯蔵所に設けるものである
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正解: 2. 防油堤の容量はタンク容量の110%以上とする
正解は2。防油堤の容量はタンク容量の110%以上と定められています。2基以上のときは最大タンク容量の110%以上でよく、全合計は不要なので3は誤り。防油堤は屋外タンク貯蔵所のものなので4も誤り。50%では不足で1も誤りです。