溶液・溶解と濃度

溶質・溶媒・溶液・濃度の基礎と、水溶性・非水溶性が消火剤選びに関わる理由を整理します。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

第4類には「水に溶ける(水溶性)」ものと「水に溶けない(非水溶性)」ものがあり、消火剤の選び方にも関わります。その土台となる溶液・溶解・濃度の基礎を押さえましょう。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

『水に溶ける』ってよく出てきますけど、そもそも溶けるってどういうことなんですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

物質(溶質)が液体(溶媒)の中に均一に散らばって、透明になることを溶解というの。
砂糖を水にとかすと見えなくなるでしょう?
あれが溶解よ。
できた液体全体を溶液というわ。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

溶かすものが溶質、溶かす液が溶媒、できたのが溶液…用語が3つもあるんだね。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

はい。
そして溶けている濃さを表すのが濃度です。
よく使うのは質量パーセント濃度で、溶液全体の質量に対する溶質の質量の割合を百分率で表します。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

『似たものどうしは溶けやすい』って聞いたことがありますけど、本当ですかぁ?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

いいところに気づいたわね。
極性の似たものどうしは溶けやすいの。
水は極性が大きいから、アルコールやアセトンのような水溶性の物質とはよく混ざるわ。
一方、ガソリンや灯油は水と極性が違うから溶けないの。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

だからアルコールやアセトンなどの水溶性液体の火災では、ふつうの泡が溶けて消えてしまいます。
そこで水溶性液体用の泡(耐アルコール泡)を使う必要があるのですね。
溶解の理解が消火剤選びに直結します。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

水に溶けるか溶けないかで消火剤が変わるんだ!
溶質・溶媒・溶液・濃度、そして『似たものは溶ける』…これは第4類の伏線だね。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

そのとおり。
水溶性か非水溶性かは各品目の重要ポイントになるから、溶解の基礎をここで固めておきましょう。

確認クイズ

溶液に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 溶質を溶かしている液体を溶液という
  2. 溶質と溶媒を合わせた液全体を溶液という
  3. ガソリンは水によく溶ける水溶性の物質である
  4. アルコールは水にまったく溶けない
こたえを見る

正解: 2. 溶質と溶媒を合わせた液全体を溶液という

正解は2。溶質と溶媒を合わせた液全体が溶液です。溶かしている液体は溶媒なので1は誤り。ガソリンは水に溶けない非水溶性なので3は誤り。アルコールは水によく溶けるので4も誤りです。

緑川カナ先生、栗原せな、麦倉ふわり、黒崎サニーがカラオケで歌うを楽しむ様子

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