消火設備の区分と所要単位

第1種〜第5種の消火設備の区分と、指定数量の10倍=1所要単位という換算のしくみを整理します。

編集・検証: 危険物乙4スタディ編集部 公式情報: 消防試験研究センター公式サイト 制作・検証方針

危険物施設には、規模や危険性に応じて消火設備を設けなければなりません。消火設備は第1種から第5種に区分され、必要な能力は『所要単位』という物差しで計算します。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

危険物施設の消火設備って、消火器を置いておけばいいだけじゃないんですかぁ?

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

施設の規模で必要なものが変わるのよ。
消火設備は第1種から第5種まで5つに区分されているの。
第1種が屋内・屋外消火栓設備、第2種がスプリンクラー設備ね。

栗原 せな(普段) 栗原 せな

第3種は水噴霧・泡・不活性ガス・粉末などの固定式消火設備、第4種は大型消火器、第5種は小型消火器や乾燥砂などです。
番号が小さいほど大規模・固定式と覚えるとよいですね。

黒崎 サニー(普段) 黒崎 サニー

5種類もあるんだ。
どれをどれだけ置けばいいかは、どうやって決めるの?

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

そこで使うのが所要単位という考え方なの。
建物や危険物の量を単位に換算して、その所要単位を満たすだけの消火能力を備える、という仕組みよ。

麦倉 ふわり(普段) 麦倉 ふわり

所要単位って、どうやって数えるんですかぁ?

栗原 せな(普段) 栗原 せな

危険物については指定数量の10倍を1所要単位とします。
建物は構造(耐火か否か)と面積で単位が決まります。
危険物が多いほど、必要な消火能力も大きくなる仕組みですね。

緑川 カナ 先生(普段) 緑川 カナ 先生

そして消火器には、火災の種類ごとに消せる能力を表す『能力単位』があるの。
所要単位に対して、能力単位の合計が足りるように設備を配置するのよ。

黒崎 サニー(笑い) 黒崎 サニー

指定数量の10倍で1所要単位!
これは計算問題で出そうだね。
第4種は大型、第5種は小型ってのもごっちゃにしないようにしなきゃ。

緑川 カナ 先生(笑顔) 緑川 カナ 先生

そのとおり。
区分と番号、それに所要単位の数え方をしっかり整理しておきましょう。

確認クイズ

危険物に対する所要単位の考え方として、正しいものはどれか。

  1. 指定数量の1倍を1所要単位とする
  2. 指定数量の10倍を1所要単位とする
  3. 指定数量の100倍を1所要単位とする
  4. 危険物の量にかかわらず一律1所要単位とする
こたえを見る

正解: 2. 指定数量の10倍を1所要単位とする

正解は2。危険物については指定数量の10倍が1所要単位です。したがって指定数量の10倍を1所要単位とする2が正しく、1倍・100倍・一律とする他の選択肢は誤りです。

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